eラーニングに関わるシステムや人の概要

eラーニングとは一般的に、「パソコンとインターネットを中心とするIT技術活用した教育システム」と言われています。関係する仕組みを図で表すと以下のような感じになります。図中の1~4の流れでeラーニングが実施されます。

 

1.eラーニング用のサーバ
まず、eラーニングを実施するためのサーバがあります。サーバを使わない形でeラーニングを実施することもできますが、現在の主流は、なんらかの形でサーバを用意しておき、そこに管理者や受講者がアクセスする形です。

2.教材作成担当者が教材を作成
教材作成担当者が教材を作成して、サーバに教材を載せます。

3.管理者が受講者や教材の割り当て
管理者が受講者の登録や、どの受講者がどの教材を見ることができるか、といった登録を行います。

4.受講する
受講者は、インターネットやネットワーク回線などを通じてサーバにアクセスし、学習を行います。

eラーニングの概要

eラーニングの成果と役割

eラーニングに期待されている成果は、概ね以下のようなものです。

・集合研修の代替として
これは、従来は教室で行われていた研修を、eラーニングに置き換えることによって、研修時間の短縮やコストの削減を狙ったものです。eラーニングを利用すれば、全国に散らばる対象者を1箇所に集める必要がなく、大きな会議室などの場所も必要なくなります。このような事を通じて、移動や場所にかかる時間や費用を節約しよう、という目的です。

・集合研修の補完として(研修をより高度化させる手段に)
研修の代替と似ていますが、集合研修を代替させるのではなく補完目的で利用します。例えば、集合研修の受講に必要な前提知識の習得をeラーニングで実施したり、集合研修後のレポートや補習などをeラーニングで実施し、集合研修の成果を高める目的で利用します。特にeラーニングは、個人個人が自分の進捗度に合わせて選択的に、受講することができますので、あるレベルまで皆のレベルを揃えるといった研修に効果的です。

また、eラーニングはIT技術を利用した教材によって実施されますが、IT技術そのものの特性を利用して、紙等の既存のメディアに比して、より分かりやすい教材を提供でる場合があります。例を挙げるならば、動画やシミュレーション、3D技術などを利用した教材があげられます。

・経営戦略の推進、社内外の情報共有ツールとして
eラーニングのシステムが広く利用されるようになると、システムは情報共有ツールとしても有効に利用できるようになります。誰でも簡単に教材を作成できる仕組みと教材をアップする場所を確保する事で、教育部門だけではなく組織内の様々な部門が情報共有の利用できます。グループウェアなどのシステムと異なり、eラーニングのシステムは受講履歴やお問い合わせ履歴など、受講者からのフィードバックを得る仕組みが整っているので、情報共有の進展を把握しやすいという特長があります。
(例えば、グループウェアにコンテンツをアップロードして配布した場合、一般的なグループウェアは、誰がどのコンテンツをどの程度閲覧したかは分かりません。
しかしながら、eラーニングのシステムはその性格上、閲覧の履歴をとることに優れていますので、誰がどのコンテンツを閲覧したか把握することができます。)

参考文献

・eラーニング導入ガイド 日本イーラーニングコンソシアム編(東京電気大 出版局)

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